天聖経訓読室

第4節 真の父母の伝統相続

この節の音声は準備中です。
1

エデンの園で、堕落によって兄が弟の命を奪うという事件が起きたので、そのような現象が世界的に起き、堕落の実を収める収穫期が来るのです。今が、そのような時です。この世の中が、このまま流れていってはいけないので、それを収めるための刈り入れの時期、すなわち収穫期に入ってきたのです。堕落した父母の因縁により神様から離脱した伝統を受け継ぎ、この世界がこのような姿になりました。ですから、真の父母が来て、新しい主義を立てなければなりません。それが世界主義でしょうか、天宙主義でしょうか。真の家庭主義です。真の家庭主義が出てこなければ、世界主義は出てくることができません。この真の家庭主義の代表者は、神様の真の息子にならなければなりません。彼は、神様の心情的なすべてのものを相続する内情的な相続者であり、外形的な相続者であり、そして万物の所有権の相続者にならなければなりません。言い換えれば、神様の心を相続できる方であり、体を相続できる方であり、万物を相続できる方でなければなりません。そのような息子であってこそ、神様の代身者になることができます。その息子が来て、初めて天国が成就されるようになります。

真の父母の伝統

2

今後の歴史は、どのようになるのでしょうか。真の父母の伝統が出てくるようになれば、真の父母を中心として生きた生活圏は、歴史時代の現実的な伝統の基準として永遠に残されるのです。今から千年を歩んでいくようになれば、人間は、希望の未来を見つめながらそれを追求するのではなく、逆に千年前のこの時を模範としていくようになります。今まで、堕落した人間は一つの世界を模索してきましたが、一つの世界の中心として決定される真の父母が出てくるようになれば、万民は、その真の父母の伝統を完全に模範として、その中心に従っていくのです。したがって、行けば行くほど、中心を中心とする版図が広くなります。ですから、未来の伝統的歴史、希望的歴史の全体を代表でき、未来の時代的な中心の歴史全体の身代わりをすることができる基盤が、真の父母の家庭です。神様の六千年の歴史は、真の父母の家庭を残すためです。今日、人類は何のために身もだえしているのでしょうか。真の父母の家庭に出会うためです。

3

真の父母の愛とは何でしょうか。これはエデンの園で真の先祖ができなかったので、ある一時にメシヤが来て、真の父母の代身の立場でこのような愛の伝統を、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界まで立てておくことができなければなりません。それが超民族的基準で成し遂げられてこそ、今日、この地上に天国が、この地上に神様の博物館が造られるのです。このような愛の伝統が、すべての個人、家庭を中心として全体的に連結されなかったので、今日、家庭を中心として神様と結び、愛することができる伝統を立てようというのです。このような驚くべき基盤を築こうというのが、真の父母の使命であり、そのみ旨を受けて成し遂げるのが、統一教会の使命です。

4

心情は、父母の心情で、体は、僕の体で行動してこそ、主人になります。これが神様の遺業です。これは、父の心情をもって涙と汗を流し、血を流してこそ、得ることができます。真の指導者になろうとすれば、真の指導を受けなければなりません。天の道を行く真の父母の涙、真の父母の汗、真の父母の血を受げ継がなければなりません。伝統として残す、涙と汗と血を流さなければなりません。

5

神様と真の父母様の伝統とは何でしょうか。第一は、ために生きること、第二は、投入して、また投入して忘れてしまうこと、第三は、完成に向かって祈りと精誠を尽くすことです。これをするためには、皆さん一人ではいけません。なぜ祈らなければならないのでしょうか。主体である天の協助を受けて、天が「私」に、共に同調しなければならないからです。その次に、なぜ精誠を尽くさなければならないのでしょうか。環境的に与えられた条件をすべて受け入れることができる道を築かなければならないからです。祈りは、天との主体的な関係を結ぶためのものであり、精誠は、横的な関係を拡大するためのものです。

6

真の父母の家庭とは、どのような家庭でしょうか。真の父母の家庭は、歴史的な結実であり、時代的な中心であり、未来的な起源です。ですから、私たち人類が暮らしているこの世の中が、今後、希望の天国になるとき、真の父母様が生きて逝かれたその生活全体が伝統になるのです。国家の思想的な母体は何かというとき、これがその思想的な母体です。また、世界を創建できる起源は何かというとき、これが世界を創建できる起源です。いつでも真の父母と共に、真の父母の子女となったことを中心として、三代圏を形成しなければなりません。神様、父母、そして皆さん、このように三代です。横的に見れば、先生、先生の子女たち、その次に皆さん、このように三代です。この三代圏を備えて完成しなければ、天地は統一されないのです。

7

伝統と教育と実践は、真の父母を中心とする伝統、真の父母を中心とするみ言の教育です。真の父母が闘って勝ったすべてのものを、そっくりそのまま継承して教育するのです。万物や息子、娘を区別して祭壇を捧げることがあってはいけません。そして、父母に対するサタンの侵犯がない立場で、真の父母がありったけの愛をもって旧約時代、新約時代、成約時代を区別せずに神様のみ前にお捧げし、国連と世界が一つになってお捧げしたあとに相続することによって、所有権が始まります。

8

神様の六千年の歴史は、真の父母の家庭を残すための歴史です。今日、人類は何のために身もだえしているのでしょうか。真の父母の家庭に出会うためです。未来の私たちの子孫は、真の父母の子孫を残すためにあるのです。真の父母の国を残すためではありません。真の父母の世界を残すためではありません。真の父母の国と世界は、真の父母が出てくれば、自然に現れるようになります。真の父母の子孫を残すためだというのです。国を必要とするのではなく、父母を中心とする生活を必要とする時が、正に私たちの理想の時代だというのです。その時は、既に天と地が、父母の権限によって統治されるようになります。その時には、ただ名もなく過ぎ去ってしまうのではありません。真の父母を中心としてつくられたその伝統は、歴史的な伝統として、億千万世に残ります。これよりも良い伝統はありません。

9

本来、アダムとエバが堕落していなければ、人類歴史は、父母から始まっていたはずです。父母の言葉がその子孫の言葉になるのであり、その父母の生きていく生活様式が、その子孫たちの生活様式になるのであり、父母が感じた環境的な要件をその子孫たちが感じながら生きていくようになるのです。歴史は、父母から始まるのです。

真の父母の伝統を受け継がなければならない

10

父と母は、愛する息子、娘に、自分のすべてを相続しようとします。宇宙の相続は、愛の伝統の上で、同等な愛の価値のある位置を見いだすときに、そのすべてのものを心置きなく一〇〇パーセント相続するようになっています。ですから、父母は孝子を望むのです。孝子とは何でしょうか。父母の永遠の愛の同参者として、愛の相続を受け継ぐ人です。

11

皆さんは、皆さんの家庭の主人を誰にしたいですか。父も祖母も、家族全員がどのような人を相続者にしたいでしょうか。より愛する人です。祖父が誰よりもその家全体を愛するならば、家族は、父ではなく祖父にすべて報告するのです。それはどうすることもできません。ですから、ある家の主人になることができる人は、愛の心をもってために生きる人です。愛の心をもって、よりために生きる人が、その愛の家庭の伝統を受け継ぐのです。より愛をもってために生きる人が、永遠の相続の系列に参与することを知らなければなりません。

12

私たちが神様の摂理全体を相続するためには、その伝統に忠実でなければなりません。伝統に忠実になって、責任をもたなければなりません。責任をもったのちには、革命を起こさなければなりません。もしその伝統がお父様の前に正しくないというときは、それを正さなければならないのです。そして、その正した伝統を全体に相続させるためには、社会環境の矛盾をすべて打開するために闘わなければなりません。そのようにしなければ発展がないというのです。

13

皆さんが歴史的な関係を相続し、時代的な開拓者の責任を果たすためには、神様の復帰摂理に対する歴史的で純粋な伝統を受け継ぎ、現在の生活環境においてそのような責任を担い、未来の新たな理念の礎を築くために闘争していかなければなりません。

14

天国は、ために生きる人が行くところです。自分を世界に投入しつつ、世界と連結し、世界を抱いて世界以上の位置を求め、神様に侍るための愛を求めてさまよう人が、天国の主人となるのです。このようなことを誇らなければなりません。父と母を誇り、妻と夫を誇り、息子と娘を誇り、兄弟を誇らなければなりません。このような伝統を中心として、これを国に拡大して適用し、その公式を世界に適用し、天宙に適用しなければなりません。このような人は、どこに行っても同参権、同位権、相続権をもつことができます。

15

先生が皆さんに相続してあげるのは家庭的勝利圏です。その家庭はいかなる家庭でしょうか。世界を代表する家庭です。メシヤ的使命を果たす家庭は、世界を代表した家庭として、すべてのものをかき抱いて引き受けることができ、世界万民を代表して往来させることができる家庭です。そのような家庭になりなさいというのです。五色人種(あらゆる人種)がその家庭に深く入り込もうとし、その家庭と関係を結ぼうとするとき、それを阻み、「この人だけは良い」というようなことをしてはいけないのです。すべての力と作用が間違いなく中心点を通じなければならないのと同じように、心情的中心として、すべての万民の心情がその中心点を通って四方へ伸びていくのが原則です。家庭が中心です。ですから、天国も、真の核心的家庭がない限り、成し遂げられません。

16

祖国と故郷を訪ねて定着できる基地が、家庭です。その家庭で、どのようにして暮らさなければならないのでしょうか。父に出会って、涙とともに酔いしれて暮らさなければなりません。皆さんの国、皆さんの家庭のためです。私の家庭を取り戻し、涙の伝統、血の伝統、汗の伝統、鼻水の伝統、四肢五体の伝統を新たにっかみ、皆さんの二世、三世、千々万代の血族が、変わらない純潔、純血、純愛、純性を残さなければなりません。上下、前後、左右が清くなければなりません。そうであってこそ、清い血統の純血、純愛になるのです。真の愛、真の生命、真の血統の純愛を中心として、純性の門を通って純種を植えなければなりません。

17

よりみ旨のために苦労しなければなりません。そのようにすれば、すべての人々が、そのあとに従っていきます。誰が教会のために犠牲になり、誰が教会のために自分の一家を犠牲にし、誰がより苦労し、より心情的伝統に近いかが大切なことです。末端にいる人が、み旨のために、夜も昼も祈って、血と汗を流しながら愛の精神を具現しようとすれば、その人が女性であろうと男性であろうと、天は、その人を通して新しい歴史を連結していくのです。統一教会は、既にそのような伝統が立っています。先生の息子、娘の中で、誰が先生の後継者になるのかという問題も、誰がみ旨に対してより多く犠牲になり、誰が孝行の道理を尽くすかにかかっています。すべて同じです。家庭でもそうであり、教会でもそうであり、すべてそのような伝統に従っていかなければなりません。