天宙は、天地が一つになったことを意味します。天宙の「天」の字は、「二」と「人」が合わさったものです。その次に「宙」というのは、安全地帯です。「由」は自由、平和を意味します。二人の平和な家、天地を身代わりした二人が永遠に自由に暮らせるのが天宙です。これは神様の家です。個人的な神様の家、氏族的な神様の家、民族的な神様の家、国家的な神様の家、天宙的な神様の家です。
第5節 「天宙平和連合」と「アベル国連」
「天宙平和連合」と「アベル国連」の創設
平和!この「平」の字は、二つの世界を連結させるのです。夫婦から連結させ、水平になります。「平」の字の中心は、真の愛、真の生命、真の血統です。永遠のものです。横的なものは一代です。しかし、縦的なものは永遠です。血統は永遠なのです。そして、「和」の字は禾偏です。米(禾)にみ言(口)を合わせたのです。肉的にもみ言を食べるのであり、霊的にもみ言を食べるのです。霊肉で食べるのです。み言を通して平和世界を成し遂げなければなりません。
私たちが国連大会をする前に、「第一次イスラエル真の愛平和統一更生運動は、神様の祖国創建の理想である」と宣布しました。この標語を中心として、第一次エルサレム宣言、第二次ワシントン宣言、第三次ソウル宣言をしました。そのようにして、初めて第四次イスラエル圏を出発するのです。四次イスラエル国が現れていません。一次も失敗、二次も失敗、三次も失敗したので、今からその国を建てるための中心に立って宣布するのです。
今から天一国をつくり、平和の王権を代表した世界的な「アベル国連」をつくらなければなりません。「アベル国連」は「天宙平和連合」です。「国際連合」が「カイン国連」です。「国際」の代わりに「天宙」です。天地を代表した「アベル国連」が兄国連となり、「カイン国連」の役割を代替できなければなりません。
アダムが堕落したあとにひっくり返ってしまったものを、再臨主が回って包囲し、正しく合わせておくことができる時代圏に入ったので、「カイン国連」に対して「天宙平和連合」なのです。「アベル国連」は本然の国連です。そうして、サタン世界のない平和の天国世界に前進するのです。
「アベル国連」によって完成した国連ができれば、その国連法に従ってすべてのものが変わるのです。朝になると、万物のすべての芽は朝日の方を向きます。地獄がない場所に定着する過程を経なければ、天国に入れません。「正午定着」という言葉は、清算しなさいという意味です。夜と昼が分かれます。それは誰も分かりません。瞬間に分かれるので、知ることができないのです。春と夏が瞬間に分かれるのですが、その瞬間が分からないのです。十二時になるのも瞬間です。一秒の間に入れ替わるのです。それと同じです。夜と昼が分かれて二つになっていたものが、昼の世界に越えていき、「正午定着」になるのです。
皆さんが先生以上にやろうというときは、世界がただそのまま勝利の版図の上で存続できますが、先生を送って後悔するようになれば、皆さんの子孫と三代において、ある程度の蕩減を受けなければなりません。ですから、いかなる困難があっても、この「アベル国連」をつくらなければならないのです。「天宙平和連合」です。そして、一つの地です。「天宙平和連合」の地は、二つではなく一つです。悪の人が善の人の命を奪うことはできず、善の人に血を流させることはできないのです。そのような地は、「天宙平和連合」の所有でなければなりません。これに対して反対する人、補充しないで自分のお金を使い、自分の一身の個人的享楽のために生きる人は滅亡します。利己主義の親玉は、闘争の概念をもって善の世界を破壊しようというのです。そのように減縮させるので、滅びるのです。自分個人が滅びても国を生かさなければならず、国が滅びても世界を生かさなければならず、世界が滅びても神様を生かさなければなりません。そのようにすれば、世界の道理をすべて実践する基盤から出ていくので、解放、釈放を中心とした太平聖代の世界にならざるを得ないのです。
新しい善の王権を身代わりした「天宙平和連合」ができ、その次に「アベル国連」と平和の王権が現れます。今からは、善だけが栄え、悪は退きます。そうして、地球星が完全に神様の主権の中で善の王権統治下に帰る基準になります。この時代は、アダムが十六歳で堕落した基準を越え、二十一歳になって完成祝福につながることができるときに越えていきます。「アベル国連」をそのような基準で見るのです。「アベル国連」と平和王国、王権と王国ができたので、サタン世界の悪の人々とすべての物、器物は、この平和王国の都に接することができないのです。天宙の国、天一国の国道圏には闘争のための軍需物資が往来できないので、平和が来ざるを得ないのです。そのため、聖書のイザヤ書第二章第四節にあるように、すべての兵器を溶かして農機具を作り、平和の王の地を開墾するということが成し遂げられるのです。
「天宙平和連合」を宣布するのは、独立するときの独立宣言と同じです。宣言文と同じ内容です。父子関係の家庭を中心として、定着する内容を明らかにしたのです。血統と相続権、相続権の上に創造の偉業、それは父子関係にすべて入ります。神様の代わりに対等な位置で生活し、相対できる天運を完成させることができるので、地上、天上天国の理念を完成させる、相対的な基準から離れることはできないのです。
これからは、超世界的な次元でアベル圏とカイン圏が一つになり、「アベル国連」の立場で出帆した「天宙平和連合」と一体を成し遂げなければなりません。公式です。そして、この地に平和理想世界王国を創建するために、超宗教超国家的な次元ですべての国境と塀を撤廃しなければなりません。そうして、全人類が本然の創造理想世界に進入でき、アダムとエバの堕落によって失われた本然の所有権までも探し立てるべき宿命的責任があるのです。
天一国が私たちの国名にならなければなりません。天父主義と平和の王権時代が到来する天一国が国名となり、一つの国にならなければなりません。一つの血統を中心として、体と心が一つにならなければなりません。家庭で夫婦が分かれてはならず、兄弟が分かれては絶対にいけません。それで、祝福が恐ろしいのです。フリーセックスや同性愛はあり得ません。そのような時代に入らなければ、天の国の家族になれません。「アベル国連」を創設し、これが一元化されるとき、救世主、再臨主、真の父母が宣布した新しい天と新しい地になるのです。そのためには、一つの国、一つの国連、一つの民族、一つの家庭理想が成し遂げられなければなりません。闘ってはいけません。これから霊界も大革命が起こるようになります。宗教と教派も、この時になればすべてなくなるのです。
天一国創建のための縦的アベルの位置に「超宗教超国家世界平和連合」を立て、世界人口の七〇パーセント以上を含む蒙古斑同族を、祝福結婚を通して蒙古斑血族に束ね、横的カイン圏として立てることによって、数十億の人類を一つの家族にする摂理的責任を、祝福家庭が完遂すべきときが来ました。人種間の塀、宗教間の壁、そして国家間の国境線もきれいに崩してしまわなければなりません。
「超宗教超国家平和協議会」を経て、今や実際に「アベル国連」を完成し、超国家超宗教の上に形成しなければ、神様が思いどおりにできるカイン・アベル平和の国連になりません。ですから、先生は、蕩減復帰の解放、釈放、平和の王権を中心として、安着太平聖代を成し遂げるべきみ旨がある限り、このことを必ず成就させなければならないのです。
「アベル国連」の役割と責任
アメリカと世界を中心として、新しい国連ができなければなりません。「カイン国連」ではなく「統合国連」です。「カイン国連」をなくしてしまうのではありません。それを「弟国連」として教育し、「アベル国連」の形態にしてこそ、堕落がなかった同等な価値をもち、神様の懐に抱かれるのです。兄が弟を愛するので、兄が愛する弟は、神様も愛さざるを得ないため、自動的に恨の歴史がひっくり返り、平和の世界になることができるのです。
民主世界の政治体制は、闘争の体制です。私たちが父母の位置に上がっていってこそ、争いをやめさせることができます。すべての兄弟が、父母を中心として一つになるのです。父母になってこそ争いを止められるのです。父母の位置に行けば、じっとしていても反対する人がいません。他の方法はありません。まず真の父母を探し出し、そこから真の子女、真の国家、真の平和を含むすべてのものを探し出せるのです。それ以外の方法はありません。天父主義を中心として消化しなければなりません。これは、天父主義でしてこそ可能なのです。
宗教圏を一つにする「アベル国連」と「カイン国連」を合わせる作業をしています。現在、「カイン国連」と「アベル国連」の関係を見れば、カインがアベルを打ってきました。今や、「天宙平和連合」を設定することによって逆さまになります。真の父母が宗教圏一致、アベル国家とカイン国家一致を成し遂げるのですが、「カイン国連」が「アベル国連」に屈服しなければなりません。そうして初めて、兄の位置が弟の位置となり、弟の位置が兄の位置になるのです。
今日、統一教会がなすべきことは何かといえば、一つの国連版図を中心としてひっくり返すのです。そのためには、アダム家庭の拡大が国連舞台に拡大されなければなりません。そのような復帰時代において、外的なカイン・アベル世界で国連版図を収拾し、内的なカイン・アベル国連版図を収拾しなければなりません。そのアベル的基準が収拾されたとき、そのアベル基準が家庭になります。これは、国連機構を代表した家庭的条件を蕩減すべき立場なので、内外の内容を備えなければなりません。
現在、国連は政治分野しかありません。政治世界を代表したものなので、宗教圏もなく、女性界もなく、青年界もなく、学生界もありません。国連は、冠だけをかぶって手足がないというのです。今から「アベル国連」をつくらなければなりません。「宗教国連」と「女性国連」と「青年国連」と「学生国連」がなければなりません。世界版図の上に神様を代表した「宗教国連」が生じ、エバである「女性国連」が生じ、カインの立場の「青年国連」ができ、アベルの立場の「学生国連」ができなければなりません。
政治世界は、すべて流れていきます。私たちと関係があるのは「宗教国連」ですから、宗教者を世界的に結束させなければなりません。世界的女性の結束、世界的青年の結束をしなければならないのですが、その基盤を既にすべて築いておきました。韓国では、これを完全に連結させて、国連に加入するときに主体的立場に立って教育しなければなりません。超宗教的な立場で教育することによって、家庭の平和理想が根づくようにしなければなりません。
国連を中心として、「宗教連合」を中心とした宗教議会を地上に着地させなければなりません。そうして、世界の摸範的な宗教指導者を総動員して先頭に立たせるのです。国家と同じく、精神的国連機構を中心として、宗教団体を中心とした大使館設定をするのです。仏教圏は仏教大使館、イスラーム圏はイスラーム大使館、このようにして、「宗教国連」の大使館と宗教圏大使を設定するのです。争ってはいけません。国連に今、主人がいないのです。ここに「宗教連合」が入り、「女性連合」が入り、「青年連合」が入り、「家庭連合」が入れば、世界国家形態を内外に完全に整備するのです。
この地は、サタンの血統を受け継いで、偽りの父母から偽りの愛と偽りの生命と偽りの血統が広がりました。それを中心として、今までサタンが神様を閉じ込め、天の国の民と天の国の子女を同じ立場で、自分の思いどおりに利用してきたのですが、これを初めて真の父母を中心として回復し、本然の位置に立てるので、終わりを迎えるのです。「アベル国連」は平和のための国連ですが、「カイン国連」はそうなっていません。「アベル国連」と「カイン国連」を一つにし、「平和国連」を創設するのです。一つにならなければなりません。その上に平和の天国、国連平和王国を建てなければなりません。そのときは国がなくなるのです。宗教もなくなります。そうして、国と宗教がなくなって、一つの大家庭天国時代に入っていくのです。
イエス様の体をアジアで失ってしまったので、それを再び復帰して、イスラエルを解放し、ムスリムを解放し、すべての宗教圏を解放しなければなりません。宗教がなくなる解放圏、争いがない平和の解放圏をつくらなければなりません。そうして、真の父母が立つことのできる神様の理想的本拠地を、家庭から国家、世界、天宙まで設定することによって、地上天国と天上天国が発現します。それを出発するために、天上世界の統一圏と地上世界の統一圏を合わせることによって、この中で「真の父母と成約時代」を発表することになったのです。