天聖経訓読室

第3節 家庭教会の完成

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1

今や、神様の摂理のすべての壁を崩さなければなりません。皆さん自身も、これからどのようなことをすべきでしょうか。先生がこのように築いておいたすべてのものを、皆さんに無条件に相続させてあげることはできません。相続は、ただそのままではできないのです。皆さんが五パーセントの責任を果たさなければならないというのです。先生が百以上の国家ですべて蕩減条件を立て、天地に塞がった壁を心情的基準で連結させたので、皆さん自身もそのような世界を縮小した型を中心として蕩減条件を立て、現時点において天と地に壁が塞がっていない、自分自ら動かせる基盤を築いておかなければなりません。それが家庭教会です。

2

統一教会の教会員は、何をすべきでしょうか。世界的メシヤになれなくても、氏族的メシヤにはならなければなりません。そのメシヤになれなければ、洗礼ヨハネにでもならなければなりません。ですから今、家庭教会問題が起こるのです。堕落した人間が、個人復帰、家庭復帰、氏族復帰をしようとして、先生のように死ぬほど苦労し、一生の間、迫害を受けながら犠牲になって天国に行こうとすれば、それができるでしょうか。ですから、代表者を立て、代表者がその道を築くのです。先生がその道を築いたので、皆さんは、蕩減復帰の条件を中心として、その道を行けばよいのです。

地上天国の基盤

3

神様は、「私」を愛すると同時に人類を愛するのですが、それは真の子孫です。堕落した世界において、神様は私たちを愛し、人類を救おうとするのですから、私たちは神様が私たちを愛するように、人類を愛することのできる目的のために歩むのです。そのような人が、神様に最も愛されます。これからは迫害がありません。サタンの迫害さえなくなれば、これがすべて簡単になるのです。先生を中心として、個人的にサタンがどれほど妨害しましたか。発展できないようにすべて迫害しました。迫害したのですが、すべて払いのけ、発展してきたのです。家庭的に、どれほど迫害を受けましたか。その次に、氏族的に反対されましたが、これを耐え忍んできたのです。このように闘って勝利した父母様の、すべての偉業を相続するという自負心をもたなければなりません。そのようにして、世界を一つの世界に追い立てていかなければならないのが、皆さんの責任です。先生は実体蕩減をしてきましたが、皆さんは条件蕩減をするのです。その条件的な運動が、家庭教会運動です。

4

霊界の霊たちが地上に来ることをどれほど待ち望んでいるでしょうか。今まで生まれては逝った、善の人生を送った良心的な霊たちが、地上に降りてくるのをどれほど待ち望んでいるかというのです。そうするには、自分の一族が関係を結ばなければなりません。それで、家庭教会組織が展開するのです。これによって、自分と関係のある専門分野、経済なら経済分野の学者を中心に、世界各国、百二十カ国以上の霊が自由に活動できる基地になるというのです。ですから、家庭教会が絶対に必要です。

5

先生は、個人的メシヤ、家庭、氏族、国家、世界、天宙的メシヤの道を開拓してきました。個人的基盤も、家庭的、氏族的、民族的、国家的基盤も、既にすべて築いておきました。このような道を開拓してくるとき、サタンは全面的に反対しました。先生は、迫害の生活、連続的な迫害を越えるための闘いの路程を歩んできたのです。第二次世界大戦後、英米仏が、エバ国家とアベル国家とカイン国家が一つになり、先生と一つになっていたならば、その時、世界的に出発していました。国家を越えて世界を中心として、自動的な国家編成に入っていくというのです。その時そのように出発したならば、迫害がなく、個人的な歓迎、家庭、氏族、民族、国家、世界的な歓迎を受けながら、一つになった環境において家庭教会編成と氏族的メシヤ編成を行い、神様と父母様を中心として家庭定着は成し遂げられたでしょう。その時もやはり、家庭を中心として、カイン・アベルを中心として、母親を中心として新しい家庭を編成し、氏族と民族を連結して国家を形成し、世界と通じるはずだったのです。

6

新しい世界に越えていくときは、宗教もなくなります。家庭教会だけが残るのです。真の父母を中心とした家庭です。家庭は、真の父母の伝統を中心とした、その愛によって連結された一本の木のような理想世界、統一された世界です。霊的な世界は見えない神経系と同じであり、見える世界は血管系と同じです。この二つの世界が調和統一されるところで、私たち人間の相反した体と心が一つになるのと同じように、この世界と霊界が完全に一つにならなければなりません。

7

家庭教会は、第一に、子女たちが失敗したことを代わりに蕩減してきた父母様の世界的蕩減路程を相続するためのものです。第二に、イエス様が失ってしまった氏族的メシヤ圏を蕩減することによって、氏族的メシヤ圏から国家、世界まで行くためのものです。この二つを蕩減しなければ行くことができないのです。これを解決するためには、不可避的に家庭教会を経なければなりません。そのようにしなければ、天国に行けません。皆さんは、家庭教会を通して血と汗を流さなければならず、涙を流さなければならず、ひどい扱いも受けなければなりません。そうして、父母様が苦労した事情を知らなければなりません。今からは迫害がなくなるので、先を争って統一教会の原理を知ろうとするのです。先生の願いは、それです。従ってくる子女たちに、苦労の道を残すことはしないのです。

8

イエス様当時の氏族的メシヤ圏は、真の父母圏のための国家基準、世界基準、天宙基準の蕩滅条件を立てた基盤でしたが、今、私たちの時代は、真の父母に侍り、真の父母の蕩減条件の基盤の上に立ったというのです。家庭教会の基準は、イエス様が失敗した基準を蕩減するものです。皆さんの責任分担である五パーセントを蕩減させるためには、その条件を集約して、何回も行うところを一度に蕩減することが不可避です。皆さんは、どこで蕩減を受けますか。家庭教会をすることによって、個人的に蕩減を受け、家庭的に蕩減を受け、氏族的に蕩減を受け、民族的に蕩減を受け、そして、国家的に蕩減条件を立てていけるのです。

9

私たちは、一生の間苦労しても、天のみ前に面目を立てることができません。父母様に出会ってこのような恩賜の時代にいることに感謝し、涙を流しながら感謝する生活を続けなければならないのが統一教会の教会員です。自らの本然の姿を探し出すために聖別された生活をし、ありとあらゆる忠誠を尽くしても、顔を上げられない罪人の後継者であることを忘れてはいけません。ですから、父母様が行く道に協助しなければなりません。父母様がすべきことは、もはやすべて終わりました。皆さんがしなければなりません。家庭教会活動を一生懸命にしなさいというのです。

10

家庭教会の責任者から、一代、二代、三代で続けて伝道をすれば、千人、二千人、何千人が家庭教会運動をするようなことが起こります。そのようにして入籍時代に入り、名簿を作ることになるのですが、名簿はいい加減に作ることはできません。家庭教会を通さなければ、名簿記入ができないのです。天の国の族譜編成ができません。祝福を受けた家庭でも抜いてしまうのです。そこから落ちるのです。それを知って、天が提示するすべてのことを急いでしなければなりません。地上でせずに霊界に行けば、霊界に行って永遠にしなければなりません。地上で解決できずに行けば、大変なことになるというのです。その期間には、食べること、着ること、寝ることを考える余裕はありません。そのように行くべき蕩減路程が残された人生がどれほど悲惨かを知り、生きている間に皆さんが蕩減していかなければなりません。

11

家庭教会は、ゲッセマネの園、十字架の絶頂から始めなければなりません。さらには、ゴルゴタの絶頂から始めなければなりません。イエス様がそのゴルゴタの丘で亡くなるとき、同情した人は一人もいませんでしたが、私が死のうとするときには、数多くの人々が同情するのです。そのような基盤、環境をもってから死ねるということが、どれほど幸せかというのです。皆さんが死ぬときに逃げ出すペテロではなく、皆さんの代わりに「私が死にます」と言える群れを地上で備えることができる、自由な環境をもったのです。このような歴史的伝統を蕩減すると考えるのです。

12

真の父母を中心として、氏族的メシヤになれる責任者を選び、任命できる時代に入りました。ユダヤ教を中心として、イエス様が当時、ザカリヤ家庭とヨセフ家庭を連結すべきだった基準を立てられなかったことを蕩減復帰するのです。それを蕩減復帰してこそ、父母の位置に入っていけます。そのようにしてこそ、国を通じて世界に行けるのです。この基盤をイエス様がもてずに亡くなったので、これを蕩減するためのものが家庭教会運動です。キリスト教が反対したのを、ここで皆さんが代わりにその基盤を受け継いだという条件を立てることによって、その氏族を通して民族と国家と世界に行ける道が連結されるのです。

13

キリスト教が願った個人的メシヤではなく、家庭的メシヤとして真の父母に侍り、世界に行くための準備をするのが家庭教会です。それで、国のメシヤと世界のメシヤに侍り、一つの世界に越えていくのです。真の父母が来るので、真の父母を国家と世界のメシヤとして侍り、メシヤ理想天国に向かって前進するのです。そうすることによって、失敗したキリスト教が氏族的に受け入れた立場で、新しい統一教会を通して世界的な父母に侍って地上天国に前進することを知らなければなりません。

14

今、先生が皆さんを取り戻すために働いてきたことを理解し、皆さんも家庭教会を訪ねていき、先生が皆さんにしたのと同じようにしなければなりません。それでこそ、天が孝子という名で印を押し、天の国に連れていくのです。ところが、皆さんは、先生にばかりついて回ろうとします。「家庭教会は嫌だ。先生の行く所にだけ行く」と言うのですが、それではいけません。いくら父が大統領だとしても、大統領の位置をそのまま自分が引き継げるでしょうか。大統領になるためには、大統領になれる基盤を築かなければなりません。皇太子として生まれたとしても、王になるためには、王になれるすべての法度と規則を学ばなければなりません。備えなければならないのです。人類歴史の最後の路程において、真の父母様の言うことを聞いて基盤を備えれば、神様が「お前は孝子だった」という印を押し、天の国の孝子として天国に送ろうというのです。これがどれほど驚くべき愛でしょうか。その基盤が家庭教会です。皆さんも、天の国に孝子、孝女として行きたいでしょう?家庭教会を通さなければ、孝子、孝女の印をもらう道がありません。天国は孝子が入る所です。息子であっても、ならず者は入れません。孝子の名をもって行かなければならないので、孝子の名の印を押してもらうためのものが家庭教会です。

15

家庭教会は、イエス様が失敗した氏族的メシヤ圏と、キリスト教が失敗した世界国家編成基盤を復帰するために、私たちが行くべき不可避的な道です。統一教会で言えば、統一教会がアベルならキリスト教はカインなので、カイン家族の代わりにカイン教会とアベル教会を連結しようとすれば、家庭教会がなければならないのです。イエス様が失敗したことを成就させ、キリスト教が失敗したことを成就させるためのものが家庭教会です。このようにして一つになり、家庭教会を中心として統一教会と真の父母が一つになってこそ、天国に入れます。一つの世界に行くのです。

16

先生が悲惨な歴史をすべて経て、人間に対して最高に簡単で強力に提示することができ、サタンと神様のみ前に提示できる一つの条件として立てたのが家庭教会です。家庭教会は、皆さんが倒れれば起こし、難しいことがあればすべて慰労してあげられる場であり、皆さんが責任分担の過程を何事もなく通過できる自然な環境だというのです。また、その中には迫害するものがあるかもしれませんが、環境全体が迫害する時代を越えて、歓迎する時代の境界線からこれを出発したというのです。そうして、皆さんがここで勝利することによって、先生と神様が六千年間願ってきたすべての理想の基地が確立されるというのです。皆さんは今、先生に接ぎ木するのです。そうすれば自動的に成長します。それでは、成長するために必要な肥料は、どこで手に入れるべきでしょうか。反対してきた家庭教会のすべての地域で、大きな木として育てられる肥料を得るのです。皆さんには肥料が必要です。そのような種類の肥科をどこで手に入れるかというと、迫害から手に入れるのです。それが肥料になるのです。

17

私たちは、家庭教会をすべきです。家庭教会をする目的を、はっきりと知らなければなりません。蕩減復帰の道が残っているからです。ヤコブの歴史にイスラエル民族が従っていかなければならず、モーセの歴史にユダヤの国が従っていかなければなりません。また、イエス様の歴史にキリスト教が従っていかなければならず、統一教会の先生の歴史に統一教会の教会員が従っていかなければなりません。従っていくのですが、その行く道は簡単ではありません。四十年間の再蕩減路程を歩いていかなければならないのです。もしキリスト教とアメリカが韓国独立とともに統一教会を受け入れていれば、私たちが家庭教会をする必要はありません。一瞬にして世界国家が編成されたでしょう。そのようになれなかったので、四十年間の再蕩減路程が残されたのです。これは、真の父母様が歩まれた道なので、子女たちが行かなければなりません。ですから、今まで四十年間、個人蕩減復帰、家庭蕩減復帰、氏族、民族、国家蕩減復帰をしてきたのです。個人蕩減復帰をするときには、必ずサタンと闘って勝たなければなりません。

18

皆さん、白人が「私は白人の家だけ訪問し、黒人の家には行かない」と言ってはいけません。その反対にしなければならないのです。そうしてこそアメリカが生き、世界が生きます。イエス様がこの地上に来て、王権を中心とした長子権を相続することに失敗したため、終わりの日にこれを世界的な基準に上げて、再び回復しようとするのが神様のみ旨です。これからは、先生がいなくても、家庭教会を中心としてこの基盤が築かれるので、自動的にその長子権は立てられるようになっています。

19

家庭教会とは何でしょうか。家庭教会は、統一教会が迫害の歴史において、先生を中心としてすべての歴史的蕩減基準、すなわち個人蕩減世界的基準、家庭蕩減世界的基準、民族蕩減世界的基準、国家蕩減世界的基準、天宙蕩減世界的基準の蕩減路程でチャンピオンの継承権を勝ち取り、全体に勝利したサインを受けて決定してきたものです。家庭教会においてのみ、すべての蕩減条件を払って定着できるのです。

20

統一教会において世界的蕩減、すべての蕩減の版図を縮小して現実化させたのが家庭教会です。これを氏族教会に発展させなければなりません。韓国には同姓が多いのです。その同姓を連結すれば氏族になり、民族になり、国家になります。そうなれば、統一教会を中心として家庭教会を始めたので、氏族圏教会が始まり、民族圏教会が始まり、国家圏教会が広がっていくのです。なぜそれをしなければならないのでしょうか。イエス様の解怨成就をしなければならないからです。イエス様の解怨成就をしなければ、皆さんを結婚の場に立てることができないのです。イエス様を解怨成就しようとすれば、カイン家庭とアベル家庭、カイン氏族とアベル氏族がいるのですが、カイン家庭とカイン氏族を救わなければなりません。

世界基盤造成のための祭物

21

なぜ氏族的メシヤになるべきなのでしょうか。それは、イエス様の恨を解いてあげなければならないからです。先生の恨を解かなければなりません。アダムの恨を解いてあげなければならないというのです。アダムの恨とは何でしょうか。理想家庭をもてなかったことであり、イエス様の恨は理想の国をもてなかったことです。そして、先生の恨は理想世界をもてなかったことです。アダムの願い、イエス様の願い、先生の願いを解くことのできる蕩減条件として必要なのが、正に家庭教会です。家庭教会は、家庭を完成させ、国を完成させ、世界を完成させる条件になるのです。先生はこのような原則から話しているのです。

22

先生が統一教会の指導体制を率いていく時は過ぎました。平面的拡大時代になったので、家庭理想をもった自分の氏族を中心として拡大すれば、世界は自然に復帰されます。その氏族拡大方法が家庭教会です。このような総決算的公判廷が生じました。皆さんは、これから祝福家庭として父母に侍って一つにならなければならず、皆さんの息子、娘がいれば、そこで父母である皆さんが、神様の愛を中心とした所有物決定権に対する判定を受けなければなりません。皆さん自身がそのようにすべきであり、皆さん夫婦がそのようにすべきであり、皆さんの息子、娘がそのようにすべきです。旧約時代、新約時代、成約時代と同じく、神様の愛の判定権を、真の父母によって代わりに受け取ったという条件を相続しなければなりません。真の父母の所有権を決定したのちに天国に行くのが原理なので、これを相続できなければ、天国に行く道は絶対にあり得ないのです。

23

皆さんには、父母がいて、息子がいて、万物がありますが、家庭教会はこのようなものを拡大したものです。アダムが堕落することによって、この三つを失ってしまいました。この三つを一度に探し出して、神様のみ前に捧げなければなりません。失ったものを探し、真の父母を通して神様のみ前に捧げなければなりません。失ったものを探してさしあげ、神様が手にしてから父母を通し、再び相続しなければなりません。そうしてこそ皆さんの家が生じ、皆さんの世界が生じるというのです。その土台が正に家庭教会です。これは祭物です。祭壇に三大祭物を捧げるのです。

24

家庭教会を宣布するためには、先生が国家をすべて教会化する運動をしなければなりません。一段階先に行くのです。国家教会、世界教会、天宙教会、このように進むのです。教会とは何でしょうか。サタンと神様を分立させる一つの機関です。個人的機関、家庭的機関、氏族的機関、民族、国家、世界的機関です。教会を中心として分かれるのです。皆さんが定着できていなくても、時代に従って刺激を与え、引き上げてあげられる先生がひもをぶら下げておいたので、今まで残ってきたのです。そのようにしなければ、サタンがすべて引っ張っていきます。家庭教会は、氏族的基盤を拡大するためのものです。氏族的メシヤを中心として氏族を率いるのも、横的な基盤を拡大するためです。先生は、端から、氏族的基盤、民族的基盤、国家的基盤、世界的基盤を築いてきました。