私がきょう皆様に宣布するみ言は、真の父母様の生涯におけるすべての復帰摂理歴史の最終終結と完成を宣布するためのものです。そのために行われたのが、今回の真の父母様の巡回路程であることを知らなければなりません。真の父母様が歩んでいかれた道は、歴史的な標本となる伝統であるがゆえに、皆様の生涯もその道を手本として歩まなければならず、真の父母様が完成されたみ旨を相続し、完結させることを誓い、実践する家庭になることを宣布するのです。
第1節 創造的三段階
私は去る三月十六日、第五十二回の聖婚記念日を迎え、罪悪と蕩減の先天時代を終了し、真の愛に回帰して新天新地を形成していく後天時代を宣布しました。今回の巡回路程を通して後天時代の生活が展開されることを、皆様は心に刻まなければなりません。真の父母様の血族である天上世界と地上世界のすべての祝福の子女たちは、無形の神様と有形の神様、夜の神様と昼の神様、イエス様の先祖からその理想の国、真の父母の先祖からその理想の国を完結するためのこの全体的、最終的な宣布であることを心に刻まなければなりません。
真の父母様の生涯路程は、私の自叙伝を通して皆様にすべて公開され、皆様に伝えられています。今回の「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」が完結されるまで、皆様は全員、真の父母の代身者、相続者となられ、お父様がこの地上で生きていらっしゃる間、勝利の覇権を立てるため、必勝の生涯を記録した自叙伝と実績、そして下さったみ言、これらのすべてのものを相続し、皆様の生涯も、真の父母と同じように必ずや勝利されることをお願いする次第です。
皆様は、真の父母様がそうだったように、皆様の周囲のすべての親族と一族にとって天上の架け橋となり、一族を天の国に案内する縦的なはしごにならなければなりません。このような真の父母の宣布を受けて心に刻み、実践することを誓ってくださるように願います。アーヂュ。第四十四回「真の神の日」の訓読のみ言と「神様王権即位式」のみ言を添付し、先生の全体生涯路程を中心とする教材、教本を代表した全体のみ言を続けてお伝えします。
本大会に参席してくださった尊敬する世界各国の指導者、そして内外貴賓の皆様!公私共にお忙しいにもかかわらず、きょう、この摂理的な「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」に参席してくださったことに、私たち真の父母と真の家庭、大韓民国、祝福を受けた天宙(霊界と肉界)の食口の名により歓迎し、感謝いたします。昨年、世界百二十数カ回の最高指導者たち数千人が、私たち夫婦の金婚式と戴冠式、そして新しい国連ビルでの聖利祝祭行事に出席してくださり、満場の盛況を呈するようになりました。もう一度、大韓民国の全国民と全人類の名により、感謝を申し上げる次第です。
私は既に昨年、満九十歳の誕生日を迎え、百歳に向かう忙しい摂理の一歩を踏み出しています。世俗的な観点から見れば、平均寿命の基準をはるかに超えて長寿を保っています。また、私たち夫婦は、金婚の年を迎え、このように世界的規模の祝賀宴も開いています。摂理的な観点から見れば、昨年は、単純に金婚の年だけではなく「禧年」でした。私たち夫婦が一生の間、世界平和のために創設し、運営してきた世界的な規模の組織と機構も数百に及んでいます。宗教、社会、文化、体育、教育、言論など、多くの分野に天文学的な投資を行い、人類救援と平和増進のため、それらを成功裏に発展させています。
ここまで来れば、「一人の人間として、万人の祝福の中で自らの人生を振り返り、満足して余生を楽しむ資格がある」とたたえるでしょう。「あらゆる重荷をすべて下ろして、もう思い残すことなく天と共に『人生九十年の成功』を誇って暮らしなさい」と言うでしょう。しかし、私たち夫婦の生涯は、世俗的な目で見るそのような次元の人生ではありません。人類の縦的真の父母であられる神様の印を受け、実体の真の父母の使命を完遂しなければならない私たち夫婦は今、実体の天一国完成までの最後の二年を残し、いつの時よりも深刻な日々を生きています。
九十年の人生を捧げて生きてきた私の生涯は、ただただ天宙の真の父母であられる神様を解放してさしあげ、父母の位置を取り戻してさしあげ、死亡圏であえいでいる人類を救い、神様の懐にお返しすることでした。このみ旨のため、私は独り万難を貫いて勝利し、父母を失った孤児の身の上に転落した無知蒙昧な人類を導き、この世界の救援の道を歩んできました。人類始祖の堕落によって偽りの血統を伝授された人間は、誰もがサタンの束縛から抜け出すことができないまま、今も暗闇の中をさまよっているではないですか。六十五億の人類を導き、地上天国創建の道を歩んでいく私たち夫婦の人生が、どうして深刻でないことがあるでしょうか。
皆様!神様は、人間を御自身の子女として創造されました。絶対、唯一、不変、永遠の本体であられる夜と昼の神様が、御自身の愛を魂として吹き込んで創造した人間始祖が堕落しなかったならば、神様のような基準まで霊人体が完成し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を果たして、永生するようになっていたでしょう。しかし、不幸にも人類は、堕落の末裔となって生きています。したがって人間は、誰彼を問わず、真の父母様を通じた重生、復活、永生の三段階の祝福を経て生まれてこそ、完成した人生を送ることができるようになるのです。言い換えれば、重生は個人的基準の生まれ変わりであり、復活は家庭と国家的基準の生まれ変わりであり、永生は世界的基準で全人類が共に完成し、平和の王、真の父母様をお迎えして地上天国と天上天国を創建し、神様の祖国で永生することを意味します。
霊界で暮らしている皆様の先祖たちも、無形で臨在される神様の実体として万生万事を実体主管される真の父母様の時代を迎えて、既に地上に再臨していますが、彼らも、重生、復活、永生の三段階の祝福を経て、真の父母様の本体論教育、すなわち絶対「性」の教育を経てこそ本然の聖和圏に進んでいき、地上で天一国市民の資格を確保できるようになるのです。私たち個々人の人生を見れば、三段階の人生であることを知ることができます。人間は誰もが、まず神様の恩寵と祝福を受けた真の家庭を通して、真の父母の愛によって新しい生命が育まれ、十ヶ月という長くて短い期間を母の胎中で過ごすようになります。意識水準がどの程度であれ、私たちは、例外なく胎中の十ヶ月の期間を経て生まれてきました。炊飯器の釜の中より狭い空間であっても、その中で私たちの人生は、宇宙空間よりもっと大きな規模の第一段階の人生を経験するようになります。
第二段階である地上の人生としての誕生はどうでしょうか。未知の世界に向かう幼い胎児の身もだえする姿を、私たちがどのように筆舌で描写できるでしょうか。より大きく広い世界、腹中世界では想像もできない新しい次元の世界に向かって出発する新しい生命の産声は、「百年の大計」を約束する新しい時間と空間の祝福であり歓喜です。今日、すべての皆様は、この第二段階での人生を祝福されて生きています。十ヶ月という時間が百年に延びただけで、私たちには行くべき道がまだ残っていることを忘れないでください。胎中での意識基準はすべて忘れて、より高い意識と、より広い空間で心ゆくまで人生を楽しんでいると思うかもしれませんが、皆様には永生に向かう最後の段階がまだ残っているのです。
第三段階は、正に私たちが完成し、入っていって暮らす永生の世界、すなわち霊界です。堕落の後裔である人間としては、想像もできない未知の世界です。時空を超越して暮らす世界です。腹中の胎児が地上界を想像できなかったように、地上界で空気を呼吸して生きる肉身をもった人間は、霊人体として生まれ、真の愛を呼吸して生きる霊界での人生を容易には理解できないでしょう。皆様!死に直面すれば、人間は不安で震えるようになります。恐怖を感じるようになります。それは、死が何を意味するのかが分からないからです。不幸にも人類歴史が六千年の期間を経てきながらも、誰一人として、この死に対する真実を明確に教えてくれた人がいませんでした。しかし今、歴史の終末期になり、人類の真の父母が、初めてその天の秘密を明らかにしてくださったのです。
「死」という単語は神聖な言葉です。悲しみと苦痛の代名詞ではありません。それで、真の父母様がその単語を「聖和」という言葉に換えて発表しました。地上界の人生を花咲かせ、実を結び、その実を抱いて歓喜と勝利の世界に入る時が霊界入門の瞬間です。喜ぶべき瞬間です。心ゆくまで祝賀し、送り出してあげるべき時です。悲しみの涙ではなく、喜びの涙を流してあげるべき時です。聖和礼式とは、このように神聖で崇高な天の儀式です。神様の懐に入って侍り、永生を楽しむために行く第一歩なのです。新婦が嫁いでいくその瞬間より、もっと胸躍らせて興奮すべき時です。このように貴い永生の門を開いてあげるために、私は、昨年(二〇一〇年)の三月十八日、ニューヨークの国連本部で、最近永眠した世界的な平和指導者たちに聖和礼式を施してあげました。
指導者の皆様!その方たちの生涯がたとえ利他主義と博愛主義に立脚した偉大な人生だったとしても、人類始祖の堕落によって神様との父子の関係が断絶した現在の世界では、真の父母様の祝福結婚と聖和祝福なくしては、永生のその世界は保証されないことを肝に銘じなければなりません。
今この時代は、天が「天暦」を宣布した時代です。深刻な時代です。六十五億の人類の永生に責任をもつ「天印」をもって来られた人類の真の父母様の教えに従わなければ。生きる道がない時が来ました。皆様全員が真の父母様の名を満天下に宣べ伝え、誇り、たたえるべき時です。真の父母様が出現した韓民族の伝統と精神を藤敬して受け継ぎ、天の伝統を定立して国連と六十五億の人類が一つになり、世界平和を定着させる時が来たのです。皆様は、「天暦」の出発とともに、貴い天国の民の理念を伝授する旗を高く掲げ、神様の解放と人類の救援を祝賀する聖なる礼式が、正に聖和祝福式だということを忘れないでください。
真の愛を根として家庭理想を完成し、神様と人間が、そして天上の霊界と地上の肉界が完全に統一された太平聖代の世の中を開いていかなければなりません。万国に光り輝かせる祝福と聖和の鍵を下さり、天一国の伝統を立てるようにしてくださった神様と真の父母様に、大いなる感謝を申し上げなければなりません。このような貴い生命を、ただ同然に私たちに恩寵として与えてくださった神様と天地人真の父母様に、私たち全員で感謝の拍手をお送りしましよう。